皆さんが組織を創造することを自分自身に許したとしても、その組織が皆さんに代わって皆さんの人生を生きることはできないということです。組織は、皆さんに奉仕をしたいという意志をもつ人々により提供される皆さんへのサービスであり、皆さんが組織に奉仕をするためのものではありません。組織を動かす人々が、心に内在する「自分は無力である」という無価値感を認めないですむように、力があるんだと思い込ませてあげるために、皆さんが彼らの優越感を増す助けをするのが組織の目的ではないのです。
以上を、バシャールと宇宙連合 (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学』P.61-62より引用させていただきました。
たとえば政府です。
ほとんどの人は政府はあったほうが良いと思っているはずです。
しかしその一方で政府に支配されているのが現状です。
バシャールによると本来組織と言うものは皆さんに奉仕するためのものだそうです。
しかし現状はまったくその逆になっている。
何故そうなのか、それは私達が自分のことを無力だと思っているからです。
何故私達は自分のことを無力だと思うのか?
それはそのように教えられてきたからです。
競争に負けた人は弱い人だと教えられてきたからです。
そしてそれは今も続いています。
お金がある人が強い人。
有名な人が強い人。
組織のトップは強い人。
しかしお金は物々交換の手段でしかなく、お金そのものには価値はありません。
地球上の人が誰もお金に価値を認めなければ、現在お金持ちとされている人はただの大紙持ちになるだけです。
有名であることも組織のトップであることも競争の結果であり、競争は何故行われるかと言うと「自分は無力である」という無価値感から来ます。
自分は無力であると思うからこそ他人と比較競争して順番をつけ自分には価値があると思いたいのです。
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