こうして人は自分を守るために、敵がいるぞと言っている人たちに力を預けてしまう繰り返しのサイクルを創り出したのです。敵が実際に存在するかしないかもまったくわからないまま、過去2万5千年の間様々な形でこれが繰り返されてきました。
以上を、バシャールと宇宙連合 (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学』P.58より引用させていただきました。
ここまでに書いてあることを以下にまとめてみます。
魂が物理次元へと現れたのは2万5千年よりもっと以前のことだった。
始めの頃、人々は魂が「知恵」の部分とつながっていることに気づいていた。
その後、地球上では様々な現実が創り出された。
しかし、内なる自己を見失うほどに繰り返しのサイクルが進んでしまうと、人々は、環境や周りの人々を自分の思い通りにできなければ元の状態に戻れないと思い込み始めた。
お互いのつながりが感じられなくなり、実際にもうつながってはいないのだと思い込むようになった。
自己の内に存在する自然なつながりを感じられなくなったために、代わりに、環境と周りにいる人を支配すればそのつながりを永続できると思い込んだ。
このようにして、情報という概念が始まった。
全体に属さない考えをひとりで心に抱くことが可能であるという考え方、そしてそれが個人にとって価値あるものだというフリを始めた。その結果、ある特定の個人が他を支配しコントロールすることをもたらした。
これは、自分の強さを感じることができなくなった人々が、その力を他人の中に見ることによって感じながら、自己の成長を体験するひとつの方法に過ぎなかった。
この分離(すべてはつながっているという考え方ではなく、物は隠したり、離したり、判断したりすることができ、それは永続することが可能だという考え方)から、宗教、そしてある意味では政府という概念が創造された。
……そして、引用した部分へと続きます。
情報という概念、宗教という概念、そして政府という概念がどのようにして創造されたかを述べていると思うのですが、難しいです。(^-^;
さらに分離についても具体的に書かれていて貴重です。
如何にして今のような世の中になってしまったのか、その根本的な原因が書かれていますね。
さらに、情報は他人を支配するためのツールだった?
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