物理的な現実の過去・現在・未来というものも、この映画フィルムのコマの概念と同じようなものです。
以上、ダリル アンカ (著), 北村 麻紀 (翻訳) 『バシャールペーパーバック〈7〉ワクワクとは、あなたの魂に打たれた刻印である (VOICE新書)』P.208より引用させていただきました。
ここには時間は存在しないのだということを理解するためのたとえが書かれています。
映画のフィルムがそのたとえとなっています。
映画のフィルムは、いろんなコマがつながって一本の映画を構成しています。
そのいろんなコマのうちのあるひとつのコマは、それ以前のコマから見れば未来であり、それ以降のコマから見れば過去です。そして今現在そのコマを目にしていれば、それは現在です。
ですが、現在という時間の中でその映画のフィルムをすべて伸ばして眺めてみると、全てのコマはいま現在に同時に存在しています。
そこには、過去も未来もなく映画のフィルムを一望している現在だけが存在します。
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