雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
うつで苦しんでいる人の心にあるストレスの発生源は、「肥大化した自己卑下(罪悪感)」や「犠牲心」です。
そしてそれは、やさしさゆえに培われました。
とあります。
うつから脱するための第一段階は
あらゆる状況を「マイナス」に自動変換してしまうその思考回路に気づくことだそうです。
ただ気づくだけで良いそうです。
やさしさゆえに怒りを抑えてしまうと、そのエネルギーは内側へと流れてしまう。
そしてその内側へと流れたエネルギーが消化できなければ、心の奥底へと蓄積されていく。
怒りは巨大な「動的エネルギー」であり、それを蓄積させておくには、その動きを抑え込む必要がある。
この抑え込みが限界に達して、外側に爆発すれば暴力などに、内側で爆発すれば自傷などに向かってしまう。
さらに、日常の活動エネルギーが怒りを抑え込むためのエネルギーに消費されるため、行動力が抑制され、やる気の低下など、うつ症状をもたらしてしまう。
「あらゆる感情は、無理に抑えないほうがいい」
自分の中からわき出る衝動を抑え込まずに、素直に感じてみること。
なぜなら、怒りも悲しみも外側から訪れるものではなく、生まれたときからすでに内在しているものだから。
それらの感情を解放するために生まれて来たと言っても良いほど。
怒らせた出来事、悲しませた出来事は、あなたに感情を与えたのではなく、もともとあなたの中にあった感情をアウトプットするきっかけを与えたに過ぎない……とのこと。
うつから脱するための第二段階は、感情を解放すること。
感情を解放するコツは、感情にストーリーを持ち込まないこと。その気持ちに「理由」をもたせないこと。
……ということで、以上、書いてあることをまとめてみましたが、とってもためになりますね。自分のうつ的症状改善に役立てようと思います。
ポイントは、感情の解放ですね。
もともと自分の中にあるものですから何時かは解放しなければならない。
それを如何に統一性を持ってやるかですね。
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