雲 黒斎さん著の『もっと あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
おまえはもともと「いま」に存在している。そこから離れたことはない。そこ以外に存在したことなどないんだ。ただ、その自覚を失っていただけ。
「いま」にある自分を感じなさい。
人生におけるあれこれを考えるより、いまを味わいなさい。
とあります。
これで一番最初の状態に戻ってしまった「怖れ」も同時に感じます。
このことは前々から知っていたことだからです。
でも、知ってはいたが、「いまを生きる」ことは、なかった。
何かをしなければ、人生は好転しないという先入観があった。
ゆえに、人生を好転させるためには、何かをしなければ心は落ち着かなかった。
それが実際に人生を好転させるかどうかには関わらず、何かをしていれば、心は落ち着いていた。
いや、落ち着かない心について、考えないで済んだ。現実から逃げていた。
元々自分は現実創造のその起点にいたし、そこから離れたこともなかった。
ただ、その自覚を失っていただけだ。
だからスクリーンに映った人生を好転させるためには何もする必要はない。
常に自分は現実創造のその起点にいるという自覚を取り戻せば良いだけだ。
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