つまり、全体というのは、それぞれが異なっていることの産物でもあるということです。すべてのかけらが生まれたままの状態を保たれることによって、同じひとつのリアリティ、現実が生まれてくるのです。
以上、ダリル アンカ (著), 北村 麻紀 (翻訳) 『バシャールペーパーバック〈7〉ワクワクとは、あなたの魂に打たれた刻印である (VOICE新書)』P.13より引用させていただきました。
「すべてはひとつである」ことの例として、バシャールはジグソーパズルの例をあげています。
ひとつの絵は、さまざまなピースからできている。
ひとつひとつのピースは、それぞれ独自の唯一の形を持っている。
そして、そのピースを正しい位置に合わせることによってひとつの絵は完成する。
「ひとつの絵をうまくまとめる唯一の方法は、ひとつひとつのかけらがユニークな、個性を持った状態にあることを許してあげる、ということです。」同書P.12
とのことで、ピースがひとつでもその形を変えてしまうと、絵は完成しません。
ひとつひとつのピースは生まれたままあるがままに保ってあげる必要があるのです。
これをわれわれの言葉では、「ひとそれぞれ」と言いますね。
でも、この言葉には少しネガティブな意味がありますが……。
最近の言葉では、「ナンバーワンよりオンリーワン!」ですかね。 🙂
このジグソーパズルの考え方でいくと、ひとつひとつのピースを比べることの無意味さが、よくわかります。みんなそれぞれが異なっていてこそのジグソーパズルのピース達です。もしまったく同じピースが合ったとしたら、このジグソーパズルは不良品として返品しなくてはなりません。
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