つまり、絶対的な未来というものはないということです。
絶対的な過去もありません。
あるのは無限の異なる「今」だけです。
そして、この人生のこの瞬間、どのような「今」を経験したいか、それを選択する力はみなさんの中にあります。
以上、ダリル アンカ (著), 北村 麻紀 (翻訳) 『バシャールペーパーバック〈7〉ワクワクとは、あなたの魂に打たれた刻印である (VOICE新書)』P.20より引用させていただきました。
過去・現在・未来、すべての次元、すべての場所における現実は、今、この瞬間に同時に存在している。すべての体験しうる経験は、今この瞬間に存在している。すべての体験は「ひとつ」に畳み込まれている。すべての現実、すべての体験は、今、この瞬間にある。「今、ここ」だけ。
みなさんが体験している時間、過去・現在・未来というものは、この「今」を異なった観点から体験しているに過ぎない。それはテレビやラジオが同時に進行しているのに見ることができるのは、周波数を合わせた番組だけというのに似ている。ひとつの番組を観ているとき他の番組が存在しなくなるわけではない、すべての周波数は同時に進行している。
なので、体験を変えるということは、「今」をどのように体験するか、その見方を変えるということ(同書P.17)
体験を変えるには、テレビの番組を変える、すなわちチューニングを変えれば良さそうですが、その場合は、この世界から居なくなる気がします。違う番組に移行するのだから、それまでの人生とは無関係な人生になると思われます。
となると、この見方を変えるとは、番組自体は変わらないが、その番組の見方を変えると言うことでしょうか?その番組を肯定的に見るか否定的に見るかによって、その番組の内容が変化していくということでしょうか。
もしくは、そのチューニングを、この世界から消えない程度細かく移動していくということでしょうか。番組は無限にあって、同じような番組に見えてもほんの少し違った番組が無数に存在している。見方を変えるとは、その微妙に違う番組を渡り歩いて行くということでしょうか。
この場合、微妙な違いでも、渡り歩く回数が増えれば増えるほど、まったく別の番組になってしまうでしょう。
今を変えるために特別なことをする必要はない。ただそこにチューニングをすればいいだけ。(同書P.17)……とバシャールは言っているのだが……。
すべての可能性は、今、ここにある。(同書P.17)とも言っている。
……そうは言われても、あの天体の月にチューニングして、次の瞬間月にいるのはかなり難しい気がします。(^-^; それに月にテレポテーションした途端に死にますが。
でも、すべての可能性の芽は、今、ここにしか無いとはいえます。
今、ここで行う決断が未来を創ります。
☆ ☆ ☆
次は未来について……未来は決まってはいない!
それは予測に過ぎない。
「未来を予測する」とは、「今」を異なった形で感じとること。
そして、たくさんのエネルギーを、今、この瞬間に集中させていくと、その予測した未来が起こる。(同書P.18)
当たる予測とは、その現実に対して、たくさんのエネルギーを注いだことによって、変る可能性がなくなったもの。(同書P.18)
予測をするとは、「異なった今」に焦点を移すこと。
経験しうる別の可能性を選択すること。(同書P.19)
ということは、焦点を移すことと、周波数を合わせて、その現実になってしまうこととは別のようだ……。 英語で言うとフォーカスとチューニングの違いか?
弓矢で、狙いを定めるのがフォーカスで、実際に射るのがチューニングだろうか?
あるひとつの予測を聞いて、自分はこの予測は好まないと感じたとき、そのエネルギーだけで、その予測の内容を変えることができる。(同書P.19)
弓を射るには、当然引っ張るというエネルギーが必要だし、狙いを定めたりターゲットを変更するにも弓を動かしたり保持したりのエネルギーが必要ということか……。
……そして、引用した部分に続きます。
2013.10.11追記
この記事は私が数年前に書いたものですが、自分でもちょっと理解不能なところがあります。(^-^;
気分が、かなりネガティブなときに書いたようです。
ごくごくシンプルに「見方を変えることは、ラジオのチューニングを変えるようなものだ」で良いように思います。
体験を変えるということは、「今」をどのように体験するか、その見方を変えるということ(同書P.17)
……の、そのままですね。
ごくごくシンプルに「現実を変えるにはその解釈を変えること」とも言えるかも知れません。
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