雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
「幸せな人」は、「よいと思うことに」関心を寄せている。「不幸な人」は、何が「よいこと」なのかを考えずに無関心でいるんだ。
とあります。
世間ではよく、愛の反対は無関心と言います。
だとすれば、「幸せな人」は「よいと思うこと」を愛する人、と言えそうです。
となると、ある意味、愛がすべてです。
だとすると以前読書した『ザ・パワー』という本とつながります。
面白いです。
さらにこの本では、「不幸な人」は、他人の失態を嘲笑ったり、自分が勝つことに喜びを感じたり、悪いと思うことに関心を寄せている、とあります。
「悪いと思うこと」に関心を寄せているのが習慣化されているので、「悪いと思うこと」をとらえる能力が向上していくとあります。
……ということで
この本に書いてあることが、本当に正しいのかどうかわかりません。
これだと悪に関心を持つな、悪は見逃せ、と悪にとってはとっても都合のよい事態になりかねません。
自分が勝つことは敗者をつくることであり、それが悪だというのなら、世の中のほとんどの人は悪人ということになります。
オリンピックの金メダリストは人類の中で、ある分野で一番の悪人ということになってしまいます。
ですがまた確かに言えることは、金メダリスト=幸せな人 というのは必ずしも成り立たないというのは、目にしています。
勝者=幸せな人 というのは、時として、成り立ちません。
いずれにしても、この本のこの考えが正しいかどうか、実際にやってみればわかりますね。
追記
ああ思い出しました。この考え方を正しく導く答えが……
こういうことですね。
戦争をなくすには、戦争を憎み戦争に反対するのではなく、戦争とは反対のものである平和を愛して、平和を実現すること、となりそうです。
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