雲 黒斎さん著の『あの世に聞いた、この世の仕組み』という本に
「名前」ってのはな、あくまで「状態」を指し示す記号なんだ。「固定された何か」「独立した何か」なんてもともと存在しないんだよ。すべてはつながっている。たった一つの同じエネルギーが、たえず形・状態を変えて生きつづけているんだ。
とあります。
先にも書きましたが、この本はこれで読書が二回目です。
しかし、この考えはいまだ私の中でしっくりときません。
たった一つの同じエネルギーが形や状態を絶えず変えているというのは、納得がいきます。
これに関しては、バシャールも同じことを言っています。
しっくりできないというのは、物質世界が、どう見ても分離して見えるからです。
自分の外にあるものが、独立して見えます。
同じひとつものであるとは見えません。
これは夢を考えてみると良いかもしれません。
自分が見る夢というのは、ある意味ひとつのものです。
夢としては分離していません。
しかし、夢の中の物や人は夢の中の自分とは分離しています。
そうでなければ、夢とは言えません。
夢の中のすべてが自分自身であると知っていたなら、夢の中で、ドキドキもワクワクも出来ないでしょう。
コメント