お金は交換の手段ですから、必ず何らかの形で絶えず動いていなければなりません。「動いている」ということが鍵です。(中略)
お金との関係や態度は「静的」ではなく、「動的」であるようでなければいけないのです。
以上、本田健 (著), ダリル・アンカ (著), バシャール (著), 江藤ちふみ (編集), 島田真喜子 (翻訳) 『未来は、えらべる!』P.113-114より引用させていただきました。
以下、ここまでをまとめてみます。
お金に与えられてきた特定の定義のために、みなさんはお金とは本来≪交換の手段≫に過ぎないということを忘れている。
お金は、単なる交換の手段です。
そのことを忘れているために、みなさんの関心は
お金を「持っている」か「持っていないか」にだけ向いてしまう。
お金の本来の役目を思い出せば
お金を「流すこと」にフォーカスがいくはず。
お金を増やすためには、自分を通してお金(交換の手段)を流すことを学ばなければならない。
それらを「動かす」ということです。
お金を「持っている」「持っていない」というのは、静的なものの見方です。
世の中でお金をたくさん持っている人は、実はお金を「持っている」のではなく、お金というエネルギーを、自分を通して流して交換していることがわかります。
お金に対する態度や扱い方が静的になった途端、その量は減っていきます。
しかしかと言って、「入ってくるのと同じくらいの速さでお金は出ていくべきだ」とか「入ってくるより早くお金が出ていくべきだ」と言っているのではありません。
速度の話ではなく、「お金との関係」、「お金に対する態度」の話ですとのこと。
……ということで
お金に対して動的態度であれ!ということ、「自分を通してお金(交換の手段)を流すことを学ぶ」ということは、要するに体を動かして働きなさい!ともとれますね。さらに「働く」とは他者に対する奉仕という面もありますしね。