ネガティブな観念は、その観念があることをあなたに悟られないよう、さまざまなトリックをしかけます。そのため、悲しみや苦しみを体験しても、あなたはそれが観念のしわざだということを知りません。
以上、本田健 (著), ダリル・アンカ (著), バシャール (著), 江藤ちふみ (編集), 島田真喜子 (翻訳) 『未来は、えらべる!
以下書いてあることをまとめてみます。
自分の中にネガティブな観念があったと知るためには、「その観念の外」にいなければならない。
しかし、ネガティブな観念はずっとそこに留まりたいわけですから、その存在を気づかれては困ります。
それで、観念の存在を悟られないようにさまざまなトリックを仕掛ける。
観念の仕掛けたトリックのせいで、悲しみや苦しみを体験しているのに、そのことに気がつかないという事態も起こりうる。
観念は特定された瞬間、コントロール下に納まり、それにコントロールされている状況が終わる。
隠れた観念が変わった後も、また同じ観念を選んでしまうとしたら、気づいていない別の観念がまだあるということ。
そんなときは、さらにその別の関連した観念を探すことになる。
すべての関連する観念に気づけば、観念の構造の全容が見えてくる。
そうなれば、その観念体系に影響を受けることはなくなる。
