制限の感覚すべては、個人としての「私」の認識からやってきます。人は生まれるとき、一定の傾向を持って生まれてきます。
(中略)
セドナメソッドを使うと、無限の可能性にかかった覆いをとることになります。思考や感情や欲求のすぐ後ろにある無限の可能性に気づくようになるのです。
(中略)
制限(思考、感情、欲求)に消しゴムをかけて、少しずつ消していくことです。それが解放です。
以上を、ヘイル・ドゥオスキン (著), 安藤 理 (監修), 乾 真由美 (翻訳) 『人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド』 P.200より引用させていただきました。
「私」の図
「私」
▼
分離欲求
▼
身体として生存したいという欲求
(安全欲求)
▼
承認欲求
▼
制御欲求
▼
AGFLAPCAP
(感情の9つの状態)
▼
思考
▼▼▼
世界
「私」に付随するプログラム(思考、感情、欲求)がなければ、無限の可能性へとすぐに戻っていける。
分離欲求は、無限の可能性から離れた個人だという感覚から来る。
安全欲求は、自分という存在は自分がまとっているこの制限された身体であるという仮定に基づいている。
承認欲求は、皆に愛され、好かれ、気にかけてもらえば安全に生き延びることができると信じている。
制御欲求は、自分の望む方法で相手の承認を得るため、相手を制御したいと思う。
あるいは、身体として安全に生存するために、直接制御したいと思う。(安全欲求へ向かう)
四つの欲求すべては九つの感情に至る。無気力、悲しみ、恐れ、渇望、怒り、誇りと、制限されている勇気、受容、平安。
(Apathy,Grief,Fear,Lust,Anger,Pride,Courageousness,Acceptance,Peace)
感情は承認や制御、安全を得ようとし、分離の感覚を保とうとするために使うもの。
感情はまた、思考の動機にもなる。