すべての人は、その人自身を含めて誰も傷つけずに、その人の望むどんな現実も創り出していくのに必要なパワーをすでに持っています。これらを、まったく疑いもなく知っている状態が「統一性」です。それがパワーです。悟りです。 : バシャールの学校

「すべての人は、その人自身を含めて誰も傷つけずに、その人の望むどんな現実も創り出していくのに必要なパワーをすでに持っている」ということです。これらを、まったく疑いもなく知っている状態が「統一性」です。
それがパワーです。悟りです。マスターするということです。そして、遊びです。

以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック6―ワクワクを生きると自然に「いま」を生きられる (VOICE新書)』P.50より引用させていただきました。

先日たまたま観たテレビにこんな話がありました。

生まれつき両手と両足がない男性の話です。
その両手も両足もない成人した男性の満面の笑顔からその話は始まりました。

子供の頃、彼は自分は何も良いものを持っていないと思っていたそうです。
でもある日、鏡に映っている自分の瞳がとても綺麗だと気づきました。
それをきっかけにどんどん自分を好きになっていったそうです。

学校ではいじめられる日々でしたが、家に戻ると、家族は優しくしてくれました。
でも彼は徐々に自分は家族に迷惑をかけているのではないかと思うようになりました。

そんなある日彼は決断します。
自立して生きていこう!と。

両手も両足もない彼が、独立して、自立してやっていこう。
自分のことは自分でやろうと決めたのです。

髪をとかすのも、歯を磨くのも、服を着るのも、CDの音楽を聴くのも、ソファーに座るのも
みんな自分でやろうと決めて、そして実際にそれを自分でやることができたのです。

彼は日常生活に限らずに、自分の可能性を求めて、外へと飛び出していきます。
いろんなことに挑戦するのです。そしてそれをやり遂げるのです。

その過程で、彼は誰も傷つけていません。
もちろん自分自身も傷つけていません。

彼は今では、みんなを勇気づけるために、世界を飛び回って講演まで行っているそうです。
演壇で、両手両足のない彼が転びます。そして自分の力だけで再び立ち上がります。

諦めなければ、なんでも出来るんだと、物凄いパワーで彼は教えてくれるのです。

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