四つの基本的欲求 まとめ :『人生を変える一番シンプルな方法』

四つの基本的欲求 まとめ :『人生を変える一番シンプルな方法』

以下を、ヘイル・ドゥオスキン (著), 安藤 理 (監修), 乾 真由美 (翻訳) 『人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド』 P.128-135を参考にまとめさせていただきました。

◆制御欲求(コントロールしたいという欲求)と制御されたい欲求

それが制御不能で、自分がコントロールできる状態を取り戻すために行動を起こす必要があると感じたとき、制御したいと思う。同義語として、抵抗、何かを変えたい、理解したい、思い通りに動かしたいなどがある。

一方、制御されたい欲求があるとき、自分の人生や感情を、他の誰かのせいにしてその責任をとってもらいたいと願う。
制御されたいと思うとき、自分自身で制御できない状態を望み、許可を得ないと何もしてはいけないように感じる。

◆承認欲求(認められたい、愛されたいという欲求)と否認欲求/愛したいという欲求

自分が承認されていないように感じているとき、私たちは、承認を求める。
そのため承認を得られるように振る舞うが、その一方で、潜在意識の内では、承認を得まいとしている。

否認欲求 – 否認を求める時、承認など欲しくないように感じている。

愛したいという欲求 – 自分では愛を十分に与えられないと感じているとき、愛したいと思う。

◆安全欲求(安心したい、生存したいという欲求)と死にたいという欲求

自分が安全でないように感じているとき、私たちは安全を求める。無意識のうちに、全ての人を敵だと見ている。

人生が辛すぎるもののように感じるとき、私たちは死にたいと思う。最悪のことが起こることを密かに望みながら、危険や対決を求める。

◆分離欲求(離れたい、独立したいという欲求)と一体欲求(属したい、同化したいという欲求)

何かに属したくないとか孤立した人格を保つ必要があると感じるとき、私たちは分離を求める。常に周囲の人や物すべてと違う存在であろうとする。分離を望むとき二方向に引っ張られる。周囲の人々から離れたいと思いつつ、他者より抜きんでたいと思うのです。ふつうであることや周囲になじむことを望まない。

逆に、何かに属していたいとか、自分の独立した人格を溶解させて他人や周囲のものと同化する必要があるかのように感じるとき、私たちは一体を求める。

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