九つの感情の状態 ◆悲しみ :『人生を変える一番シンプルな方法』

悲しみを感じているとき、私たちは、自分では何もできないと感じ、誰かが助けてくれることを望みます。誰か他の人ならこの状態を改善できるかもしれないと思い、そのような人が現れることを願います。助けてくれる誰かを求めて苦痛の声を上げます。頭の中は無気力の状態ほどかき乱されていませんが、やはり雑音が多く不明瞭です。痛みや損失を思い描き、しばしばそのイメージの中で道に迷います。どれだけ傷ついたか、何を失ったか、誰かに助けてもらえるかどうかを中心にして物事を考えます。

以上を、ヘイル・ドゥオスキン (著), 安藤 理 (監修), 乾 真由美 (翻訳) 『人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド』 P.74より引用させていただきました。

以下にこの本に掲載されている悲しみを説明する言葉を抜粋してみます。

見捨てられた どうすることもできない 傷ついた

もし~でさえあったなら かわいそうな私 無視された

後悔 恥じる 拒絶された

裏切られた 気分がふさいだ 不公平だ

悲しさ だまされた 仲間はずれ

絶望 涙もろい がっかりした

失う 憂鬱 引き裂かれた

誤解された 苦悩する 忘れ去られた

嘆く 不幸な 胸が張り裂けるような

誰もかまってくれない 望まれていない 誰も愛してくれない

傷つきやすい 気がめいった なぜ私が

悲しみを感じたときのことを思い出して、その感情とただ一緒にいる時間をとる。

そして、自分に質問する。

「この感情をできるだけ認めることはできますか?」
「それを手放せますか?」
「手放しますか?」
「いつ?」

すべてを手放せると感じられるまでこれを繰り返す。

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