「感情を手放す」とは、ペンを手放すのと同じことを意味しています。私たちは感情を握りしめ、握りしめているのが自分だということを忘れてしまいます。(中略)自分=その感情であると誤認してしまうのです。(中略)感情を握りしめることも、手放すことも自由なのです。
以上を、ヘイル・ドゥオスキン (著), 安藤 理 (監修), 乾 真由美 (翻訳) 『人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド』 P.36より引用させていただきました。
自分=感情 だとは思いませんが
自分がその感情を持っていたとは、思います。
私はその時、怒っていた。
私は、怒りの感情を持っていた。
または、怒りの感情を抱いていた。
あるいは、怒りを感じていた。
持っていたり、抱いていたのなら、それを手放すのも可能だろう。
感じていたのなら、それを感じなければいいだけ?
えーと、問題はなんだっけ?
ああ、そうそう、ペンを握ったままでは、その手は他の目的に使えないってことですね。
ペンをしっかりと握りしめたままで、何か他のものを手に取ろうとするから、おかしなことになる?