誇りを感じているとき、私たちは、現状を維持したいと思います。変化や動きを望みません。したがって、今の状態を変えまいとして他人の動きを止めようとします。頭の中は怒りの状態ほどはかき乱されていないものの、やはり雑音が多く、かたくなで、自分中心です。イメージし考えるのは、自分が成し遂げたことと知っていることについてです。自分がいかに重大かを他人に気づいてもらいたいと望みます。
以上を、ヘイル・ドゥオスキン (著), 安藤 理 (監修), 乾 真由美 (翻訳) 『人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド』 P.87より引用させていただきました。
以下、誇り(プライド)を説明する言葉を本書より抜粋して掲載してみます。
お高くとまっている 横柄な 自己満足の
傲慢な 利己的な 偽善者の
ひとりよがりの 孤立した 鼻持ちならない
ずるがしこい 知ったかぶり 悦に入った
うぬぼれた 自分は決して悪くない 高慢ちきな
軽蔑した 優越感にひたった 冷たい
高圧的な 批判的な 見下す
容赦ない 独断的な 思い上がった
虚栄心の強い 見せかけだけの謙遜 正義の
少し時間をとって最近誇りを感じたときのことを思い出す。
その思い出からどんな感情が湧いても、それとただ一緒にいる時間を数分間とります。
「この感情をできるだけ認めることはできますか?」
「それを手放せますか?」
「手放しますか?」
「いつ?」
今感じている感情のいくつか、あるいはすべてを、手放せると感じられるようになるまで、これを何度か行う。
これまで説明してきた、六つの感情は、勇気、受容、平安の三つの感情の上を覆う薄い殻を作っている。
最初の六つの感情のほとんどが「自分にはできない」という感情を含んでいる。
勇気、受容、平安、この三つにかかった覆いを取り除くことによって、「自分にはできる」という感覚が強くなる。