解決策は何でしょうか。何かを変えたいという気持ちを手放すのです。そうすれば、心の中で持ち続けていた、そのことに関する望まないイメージが消えます。勇気を持って、必要な変化をもたらす行動に移るでしょう。 :『人生を変える一番シンプルな方法』

では解決策は何でしょうか。簡単です。何かを変えたいという気持ちを手放すのです。そうすれば、心の中で持ち続けていた、そのことに関する望まないイメージが消えます。そして、勇気を持って、必要な変化をもたらす行動に移るでしょう。

以上を、ヘイル・ドゥオスキン (著), 安藤 理 (監修), 乾 真由美 (翻訳) 『人生を変える一番シンプルな方法―世界のリーダーたちが実践するセドナメソッド』 P.117より引用させていただきました。

以下書いてあることを一部自分なりにアレンジしてまとめてみます。

嫌な出来事、嫌なニュースがあると、それらを変えたいと思う。
「こんなことが起こらなければいいのに」とか「二度と起こっては欲しくない」
そう考える。

しかし、そこまでで思考は行き詰ってしまう。

理性は、言葉通りの否定ではなく、その否定的なイメージの方に反応してしまう。
そして、イメージは結果を創造してしまう。

「~ではない」「決して」「~しない」といった否定の言葉を、理性は私たちの望みとは逆に解釈して持ち続ける。

たとえば、シロクマのことだけは考えるなと言われると、私たちはシロクマのことをイメージしてしまう。

このように欲しくないものを作り出さないようにすればするほど、その考えを強く持ち続けることになり、その結果、現実化してしまう可能性が高くなる。

これを解決する方法が、感情の解放です。
何かを変えたいという気持ちを手放すのです。

気分が変われば、やる気も出てくるというものです。


シロクマのことだけは考えるな!―人生が急にオモシロくなる心理術 (新潮文庫)

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