瞑想は
なにかに集中することではありません
集中するとは
排除すること
切り離すこと
抵抗することです
以上、J.クリシュナムルティ (著), 中川吉春(翻訳)『瞑想』P.78より引用させていただきました。
集中することは、悪いことではないと思っていましたけどね。
それが、集中することが、排除すること、切り離すこと、抵抗することになってしまうとは!
ちょっとした驚きです。
—2013年4月9日追記
実に深いですね……
じゃあ瞑想ってなんなんだ?となると以下のようにあります。
瞑想とは 分離がなくなることです : J.クリシュナムルティ著『瞑想』
まさに瞑想は「集中」とは逆の行為に思えます。
瞑想とは 概念や固定観念が なにひとつない心の状態です 心が完全に自由になった状態です そのような心にだけ 至福がおとずれます : J.クリシュナムルティ著『瞑想』
という表現もあります。
瞑想とは あるがままに ものを見ることであり それを超えていくことです : J.クリシュナムルティ著『瞑想』
この表現が一番わかりやすいかも知れません。
こんな、瞑想とは、もあります。
おしゃべりや 憎しみや 嫉妬を見つめ あなた自身のなかで これらすべてのことに 思考をさしはさむことなく気づいているとき それはすでに 瞑想になっています : J.クリシュナムルティ著『瞑想』
瞑想のなかにある心(マインド)は 静かです それは 思考が その表象 言葉 知覚のすべてとともに すっかりやんでしまうときにおとずれる静けさです : J.クリシュナムルティ著『瞑想』
最後にこの言葉を
瞑想とは 完全な注意をはらって あらゆるものを見ている 心の状態です 部分に注意をむけるのではなく 全体に注意をむけるのです : J.クリシュナムルティ著『瞑想』
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