エゴが人生をコントロールしているかぎり、思考、感情、行動のほとんどは、欲望と恐れから生起し、相手からなにかを求めるか、相手を恐れるかのどちらかを基盤にして、人間関係を築くことになってしまう。 : エックハルト・トール

エゴが人生をコントロールしているかぎり、思考、感情、行動のほとんどは、欲望と恐れから生起します。結果的に、相手からなにかを求めるか、相手を恐れるかのどちらかを基盤にして、人間関係を築くことになってしまうのです。

以上、エックハルト・トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.160-161より引用させていただきました。

かといってエゴをなくすことはできない。
とすればできることは、エゴをコントロールすること、なんでしょうね。

エゴにコントロールされる人生からエゴをコントロールする人生へ、ということでしょうか。

欲望と恐れと言う感情は、ほとんどすべての行動動機になっている気がします。
いや、気というより、実際にそうでしょう。

そしてまた、ほとんどすべてというのも、またキーです。
一方で、欲望と恐れに支配されていない気高い瞬間も確かに存在するのです。

欲望と恐れが行動のほとんどを導いていることの結果として、当然人間関係も、それを反映したものにならざるを得ない。

確かに恐ろしいほど本当に、人間関係って、相手から何かを求めるか、または相手を恐れているか、大抵そのどっちかです。

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