愚痴こぼしとリアクションは、エゴが自身を肥やすために常套手段にしている思考パターンです。 : エックハルト・トール

愚痴こぼしとリアクションは、エゴが自身を肥やすために常套手段にしている思考パターンです。たくさんの人は、思考活動と情緒活動の大半が、人生で起こる出来事に対する不平とリアクションによって占められています。

以上、エックハルト・トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.65より引用させていただきました。

以下まとめてみますと

そうやって他人や状況を悪者にして、自分を正しい人にする。
自分が正しい人になることによって、優越感に浸り、優越感に浸ることによって自己の感覚を強化する。
しかし、実際に強化しているのは、エゴの幻想にすぎないとのこと。

私なんかも自己観察していると愚痴こぼしとリアクション(外側の状況に反応してしまうこと)が多いです。

何故それが起こるかというと、それは優越感とは逆のものである劣等感から来るのだと思います。
自分が他者より劣っていると思うから口から愚痴がこぼれ、優れた他人のことに対して反応してしまう。

その劣等感を劣等感のままでいさせたくないので、思考を使って他人や状況をなんとか悪者にして、今度は自分が優越感を得ようとする。

そういうことだと思います。

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