マインドは言う。
「このままではいけない。明日に向かって走り続けろ」
だけど、行き着くところはどこにもないんだ。
だって、いつも「いまここ」だから。
悟りとは、「いまここ」にくつろぐこと。
以上、阿部 敏郎 (著)『いまここ―すべてがうまく流れ出す宇宙の絶対ルール』P.29より引用させていただきました。
私たちってごく普通に、「このままではいけないから、~しなくちゃ!」という思考を日々繰り返していますよね。
あまりにも当たり前にそういう思考をしているので、それが「マインド」の仕業だと言われると、なんだかドキッとします。
社会的にも、未来に向かって目標設定して頑張るのは良いことだとされています。
いつも「いまここ」だから、行き着くところはないってことは、もうすでに存在しているものにその存在意義を問うても無意味だと言うことなんでしょうかね。
バシャールの言う、存在は目的と言う概念の前に存在しているので、目的を必要としないってやつです。
目的という概念は存在の中で創られたわけです。すなわち、目的という概念ができる以前からあったものは、別に目的がなくても存在し続けることができるというわけです。 by バシャールと宇宙連合
この本の著者がこの章で結論として述べているのは、いかなる状況であろうともあるがままを受け入れてそこにくつろぐこと、です。
2013.4.19追記
これほんとつくづくそうだなあと思います。
私たちがなぜ頑張ろうとするか、それは大抵未来において安心してくつろげるようにと考えてです。
逆に言えば、未来において安心とくつろぎが奪われないように、いまを頑張ろうとするのです。
だったら、いますぐここで、くつろげばいいだけです。
ただ、それだけのシンプルな話ですね。
私たちは、いまここ、あるがままで、最高でそしてパーフェクトなんですから。
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