叡智は、思考による産物ではありません。人や物事といった対象に、意識を100パーセント集中させるというシンプルな行動を通して湧き上がってくるのが、叡智であり、「深遠な知」です。
以上、エックハルト・トール (著), Eckhart Tolle (原著), あさり みちこ (翻訳)『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルの教え』P.40より引用させていただきました。
実に面白いです。
意識を対象に集中させるという行為は、思考ではないんですね。
面白いです。
しかもそれは、すべてはひとつであるという認識を目覚めさせ、観察者と被観察者をひとつにつなぎとめる。
そうやって分離の傷を癒すとのこと。
意識を集中させるのも思考の一種のように考えていましたが、そうではないようですね。
非常に面白い事実です。
思考から逃れるために、考えないという手もありますが、意識を集中させるほうが、考えないためには、簡単な気がします。
想像というのも思考ではなく、どちらかと言えば意識の集中に近い気がします。
瞑想もそうです。
だから、瞑想とかイマジネーションが大切なんですね。
思考ではなく意識を使うから。
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