現実は中立で体験しているのはあなたの中だけ : 『なつかしいハーモニーの惑星へ』をバシャール的に読む

せっつかれるようなエネルギーも、時間に追われるようなエネルギーも、やっとかなきゃっていうエネルギーも、すべて本当は、あなたと離れて生み出した地球のバイブレーションなんですね。
それに翻弄されているように感じるかもしれないけれどね。

そして実際、現実は本当に待ってくれないぐらいのスピード感で、起きているように見える……。
でも、現実は中立なんです。体験しているのはあなたの中だけ。

あなたの中がつながっていけば、流れがゆったりになっていって、現実がスクリーンのようにフラットに見えて、そして自分の選んだ波動で映像化をしているっていうこともわかってくるんですね。

以上、関野 あやこ (著), 笠井 裕子 (編集), 佐藤 カスミ (編集), 大湯 由里子 (編集) 『なつかしいハーモニーの惑星へ』P.262より引用させていただきました。

私の場合に多いのは、何々しなくちゃというエネルギーです。
何々しなくちゃの次には、何々しないとこういう怖ろしいことが起こってしまうかもしれないという気持ちが起っている。
つまり、怖れがその動機になっている。

本当はそれをしたくはないが、それをしないと様々な否定的なことが起るであろう、それは怖ろしいことだ、だからそれをしなければならない。

そういう観念はつねに私を突き動かします。

しかし、いまここという瞬間だけを切り出して考えてみると、その怖ろしいことは起っていない。
フィーリング自体もその予想される怖ろしい未来に意識をフォーカスしなければ、ネガティブなものではない。

あるいは、魔法かなんかで一瞬で私が石にでもされたら、石になった私にとって、やらなくてはならないことなんて、どこにもない。私はただそこに石としてあるだけだ。

そして石になって気がつく。
ああ、本当に現実は中立なんだって。
あれほどさっきまでやらなくてはならない思いで一杯だった私が、石になったら、そこにあるのはただの静寂だけ。
あるがままの石だけ。今度は石の中で体験している。

石の私に現実はゆったりと流れ、現実はそれまでの立体感とリアルさをどんどん失い、ただの平らな写真のようになってしまう。そして今までは、自分が選んだ地球の波動を単に外側に投影して映像化していたんだとわかってくる。

……とそんな感じでしょうか。

MIL03028

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