以下、和田純夫 監修『みるみる理解できる量子論―相対論と並ぶ自然界の2大理論 摩訶不思議なミクロの世界 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)』P.106-107を参考にさせていただきました。
量子論を考慮していない物理学を「古典論(古典物理学)」と呼ぶが、その意味では一般相対性理論も古典論になる。
一般相対性理論では、空間の曲がりが振動となって周囲に伝わっていく「重力派」を考える。
しかし量子論と一般相対性理論を融合するには、重力を「波の性質をもちながら、同時に粒子の性質をもつもの(重力子)」として考え直す必要がある。
その試みの一つに電子や光子などの素粒子を「ひも」で考え直す「超ひも理論」がある。
しかし、完成には至っていない。
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