ある物体を持ち上げるとき、その物体の一番高い所(点)、あるいは物体の「(約30センチ)上」に意識を集中すると、その物体を軽く感じるのだ。
思考がある特定の方向に向けられていれば、身体もその方向に進む。人間はまた、自分がどのように感じたいのかも自分で決めている。
以上、トルステン・ハーフェナー (著), 福原美穂子 (翻訳) 『心を上手に透視する方法』P.55より引用させていただきました。
椅子を持ち上げるときに、ただ座面を持って持ち上げるのと、背もたれの上部に全意識を集中させてから、座面を持ち上げるのでは、その感覚に違いがあると言う。そういう実験があるらしい。
つまり人間は、どのように感じたいかも自分で決めているのだと。
確かに重たいという感覚は相対的です。
誰かにとって重たくても、他の誰かにとっては軽いかもしれない。
重たいという感覚は絶対的なものではない。
さらに、重たいという感覚は、その感覚自体も絶対的なものではなく、意識によって変わるもののようだ。
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