「世界は、あなたが考える通りにある」という有名な言葉 : 『心を上手に透視する方法』をバシャール的に読む

私たちはみんな、経験にもとづき、周囲の物事についての期待をつくり上げ、慣れ親しんでいる形でその期待が満たされると想定している。「世界は、あなたが考える通りにある」とは有名な言葉だ。

以上、トルステン・ハーフェナー (著), 福原美穂子 (翻訳) 『心を上手に透視する方法』P.30-31より引用させていただきました。

私がこの「世界は、あなたが考える通りにある」という言葉をこの本で見た時には、ああこれは、バシャールの言っていることと同じだ!と思ったのですが、まったく同じ言葉の並びであっても、スピリチュアルに取るのか、ごく一般的に取るのかでその意味が微妙に変わってくるのが面白いです。

普通に考えると、この言葉は、私達人間はつねに自分を中心に物事を考えており、ゆえにつねに現実に何か自分を満たしてくれるものを期待し、その期待がきっと満たされるとの想定で生活を送っている、そういう意味らしい。

一方バシャール的には、見るから信じるのではない信じるものを見るのだというように、世界は自分が真実だと考えているそういう観念によって創り上げられるとする。

両者はほとんど同じだが、決定的な違いが数点ある。

最初のひとつは、一般的見方ではそれをどうとるかによって世界が変わっていくとするが、バシャール的には”考え=観念”がすべての世界を実際に創っていると考える。

もうひとつは、この「あなた」に無意識や潜在意識をも含めた見方がバシャール的だということ。

さらにもうひとつは、この「あなた」とはもっと根源的なオーバーソウルあるいはハイアーセルフ的な自分をも含めるのがバシャール的な見方だということ。

さらにさらにもうひとつ、シンクロニシティが望む世界を創り上げるのをサポートしてくれる、と言う考え方も普通に考える見方には存在しないと思う。

結論

「世界は、あなたが考える通りにある」という言葉は

一般的には、世界は変わらなくても見方が変われば世界が変わったように見えるということで、

バシャール的には、文字通りに世界は、あなたの”思考=観念”のとおりに存在しているとなる。(観念が世界を創り上げている)

mal02009

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