以下、佐藤勝彦 監修『みるみる理解できる相対性理論―特殊相対論も一般相対論も実はむずかしくなかった! (ニュートンムック)』P.126-127を参考にさせていただきました。
速さゼロから加速を始める宇宙船を、無重力状態の外の観測者(重力の影響を受けていない慣性系)から見ると、
宇宙船の中の光源から出た光は、外の観測者からは直進して見えるはず
しかし
宇宙船の中の観測者から見ると、光は宇宙船と観測者から取り残され曲がって見えるはず
加速している宇宙船の中では、加速方向とは逆に慣性力が生じている。
加速する宇宙船の中にいる人にとっては、「慣性力が光を曲げている」ともいえる。
結局、重力と慣性力は、ともに光を曲げる。
このことから、重力と慣性力は「等価」であるとわかる。
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