「電子の波」とは何を意味するのか : 『みるみる理解できる量子論』より

以下、和田純夫 監修『みるみる理解できる量子論―相対論と並ぶ自然界の2大理論 摩訶不思議なミクロの世界 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)』P.68-69を参考にさせていただきました。

量子論では電子には波の性質があるという
この電子の波は抽象的なものでありイメージすることは難しい

電子の波は、なんらかの媒質が振動しているわけではない

現在主流の「コペンハーゲン解釈」によると

電子の波は「電子の発見確率」を関係する。

電子の波の振幅が大きい場所ほど粒子としての電子の発見確率は高くなり
逆に振幅の小さい場所ほど電子の発見確率は低くなる

電子の波がある幅を持っていたら
波が広がっている範囲全体に一つの電子が同時に存在していることになる(共存)

電子一つの大きさは正確にはわかっていない
電子の波はいくらでも大きく空間に広がれる

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