以下、和田純夫 監修『みるみる理解できる量子論―相対論と並ぶ自然界の2大理論 摩訶不思議なミクロの世界 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)』P.24-25を参考にさせていただきました。
トーマス・ヤングが1807年に行った「光の干渉」の実験などにより、光の波動説が常識になっていった。
光の波において、山の高さは光の明るさに対応し、高さが大きいほど光は明るくなる。
実験で光を干渉させたところ、スクリーンには明暗の縞模様ができた。
もし光が単純な粒子だとしたら、光の粒子はスリットで回折を起こさずに直進して、スクリーンに縞模様はできないはずと考えた。
この実験の後学界では、光は粒子ではなく波であるという考えが主流となる。
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