量子論の誕生 光の波動説 波とは何だろうか? : 『みるみる理解できる量子論』より

以下、和田純夫 監修『みるみる理解できる量子論―相対論と並ぶ自然界の2大理論 摩訶不思議なミクロの世界 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)』P.22-23を参考にさせていただきました。

量子論登場前の19世紀には、光は波であると考えられていたが、そもそも波とは何であろうか。

長いバネの端を振ると、バネに山や谷ができてそれが伝わっていく。(横波)
このように、山や谷の形が伝わっていく現象が波。
この場合バネはその場で振動しているだけ。

山の高さまたは谷の深さを → 振幅
山一つ谷一つを合わせた長さ → 波長

波と波がぶつかったとき
二つの波が強め合ったり、弱め合ったりする現象を 「波の干渉」 と呼ぶ。

音も空気を伝わる波である。
音波とは、空気分子の疎密の分布が進んでいく現象。
音の波は、波の振動方向と進行方向が一致する「縦波」である。
音波も「回折」や「干渉」をおこす。

mil43102

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