原始地球ではマグマの海が広がっていた : 『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命』より

以下、Newton Press『宇宙の不思議なはじまりそして地球と生命 (ニュートンムック)』P.34-35を参考にさせていただきました。

原始地球ができたあとも、微惑星は隕石となって地球に落ちてきた。
衝突の瞬間、その地点の温度は1万6000度cにも達し、衝撃は数千キロメートルにもおよんだ。

衝突のたびに原始地球や微惑星に含まれていた成分は溶けたり蒸発を繰り返した。
密度の高い金属は中心部に沈んでいき、原始地球の核となった。
蒸発した成分のほとんどは二酸化炭素と水であり地球を取り巻くガスとなり、のち原始大気となった。

大気ができると、熱が閉じこめられ温室効果が起こり、地球の表面温度は1300度cにまで上昇した。

このとき大気は数百気圧にもなっており、地球の表面では岩石が溶けマグマの海が広がっていた。

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