宇宙というのはホログラフィーのようなものです。どういうことかというと、あらゆる物質というのは潜在的にすべて、どこにでも同時期に存在しているのです。
以上、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳) 『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる (VOICE新書)』P.96より引用させていただきました。
手塚治さんの『火の鳥』という作品の中にこういうシーンがありました。
ある物体を拡大して見ていきます。物体はズームアップされ、さらに拡大。分子となり、原子となり、粒子となり、そこからさらに拡大していくと渦が現れ、それが銀河宇宙になり、さらにそれを拡大していくと惑星になり……と、結局最初のシーンになってしまうのです。
火の鳥 3・ヤマト編、宇宙編(この本だったかな?未確認)
つまり、宇宙のあらゆるところあらゆる物体を拡大して見ていくと元の宇宙になるのです。
すなわち、宇宙のあらゆるところあらゆる物体は、その中に宇宙のすべてを含んでいる。
そして、だからこそ
たとえば私たちが部屋を移動したとき時間は幻であって、実はスムーズに連続的には動いていないとバシャールが言うとき。
連続的に動いて見えるのは実は自分自身を断続的に別の場所にアニメーションのように再現しているからなんだと言えるのでしょう。
宇宙はホログラフィックであり、どの点をとっても、そこにすべてを含むからこそ、自分自身をそこに再現できるのだと思います。あたかもテレポテーションのように。
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