状況は常に中立
フィルムのひとコマだけを見ても、そこで起きていることは理解できない
何コマも動き始めてから初めて、内容がわかる
そのひとコマに、自分が与える意味から、物語が創られます。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック4―ワクワクこそが、ひとを深くいやす力がある 』100ページより引用させていただきました。
ものすごい失敗をしているひとコマがあるとします。
そのひとコマだけではものすごい失敗です。
でもその失敗から学んで成功すれば、その過去のひとコマは、栄光への欠くことのできないひとコマへと変わります。
物凄い失敗をしていると見えるひとコマに災害級の取り返しのつかない失敗と意味づけるか、それともその失敗はきっと未来への栄光へとつながる願ってもない幸運と意味づけるか。
それによって物語は違っていきます。
絶望にしても同じなのかも知れません。
絶望と見える映画のフィルムのひとコマがあっても、何コマも動き始めると、絶望が歓喜へと変わっているかも知れません。
映画のフィルムのひとコマは中立で何も意味を持っていない。
意味を与えるからひとコマは動き始める。
ひとコマが動き始めるから人生が創られていく。
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