原因と結果は本当はひとつの出来事。宇宙は、その創造の中に真空の状態を創ることはできない。結果を”最初に”創ることによって、その原因となるべき人達、状況が、自然に寄ってくる。 by バシャール

原因と結果は本当はひとつの出来事です。
宇宙というのは、その創造の中に真空の状態を創ることはできないのです。
ですからみなさんがある種の結果、自分の人生、もしくはある種の結果の波動を”最初に”創り出したとしたら、みなさんが勝手に結果を創り出してしまったわけですから、宇宙はその後で原因を創らなければなりません。
つまり宇宙が原因を提供してくるわけです。
自分がこうなりたいと思う自分を、もう、今の自分だと信じれば、本当にそれが自分だという立ち振舞いができます。
そうすると、そういう人がやるようなことを自然にやります。その人がやらないようなことは、自然にやらなくなります。
そういう結果を”最初に”創ることによって、その原因となるべき人達、状況が、自然に寄ってきます。

以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる』151-152ページより抜粋して引用させていただきました。

ということで私の場合かつてこれを実践したのですが、いまひとつ効果が現れなかったので、やり方が悪かったのでしょう。

結果を最初に創れば宇宙がその原因を提供してくる。

以上のように文字にすると簡単なんですけどね。
結果の創り方がまずかったのかな。
あるいは原因がないのに結果だけを創るのはある意味嘘つきなわけで嘘をつくことに抵抗があったのかもしれません。

それが本当になるまで嘘をつき続ければ嘘は真実となるわけで、、、
将来本当のことになる嘘は嘘ではないのかもしれません。

結果を最初に創る不自然さより最初から原因と結果を同時に創れないのでしょうか。
というか最初からバシャールは原因と結果はひとつの出来事だと言っているので、最初から原因と結果を同時に創ればいいような気もします。

ですが結果を創り出すのは自分一人でもできるように思いますが、原因を創り出すには、他人の協力や様々な外的要素が必要になる気がします。つまり結果は自分で疑似的に創り出せるけど、その原因って自分の手の届かない場所にあるように思います。他人や自分の外側の物理的現実は自分ではいじれないからです。

結果としては嘘でいいから幸せになればいい。
そうすれば自分を幸せにする人や物を宇宙が提供してくれる、はずです。
しかし自分が幸せになるその原因である人や物を嘘でいいから準備する、、、はできないです。

最初に自分が幸せになってしまえば、宇宙はその原因となる人や物を提供せざるを得ない。
そして自分が最初に幸せになるのは簡単です。
自分が幸せになるのに他人や物とは無関係に幸せになることが可能だからです。
他人や物がなくても、自分が幸せな気分になることは充分に可能です。
だって心の問題だからです。

ああ、今の自分って幸せだなと嘘でもいいから思えば気分は本当に幸せです。
幸せという気分は真実です。幸せという気分は嘘ではない。
嘘でもいいから幸せだと思えば、その幸せだという気分は真実です。

そして嘘でもいいから自分が幸せだと思えば心は本当に幸せだし
さらにその原因となる人や物を宇宙が提供してくれるというおまけまでついてくる。
まさにある意味嘘つき万歳!なのかもしれません。
嘘でもいいから幸せになったもん勝ちです。

それに世の中、本当のことは言わない方がうまく回っていきますしね。
嘘は人間関係の潤滑油とはよく言われる言葉です。

タイトルとURLをコピーしました