自分でやりたいことをやれば、そしてそこからお金を得ようとすれば、おのずから入ってきます。なぜなら、自分のやりたいことをやっているとき、必ずまわりが自分をサポートしてくれて、自分に必要な豊かさが入ってくるのです。
以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる』147ページより引用させていただきました。
とは言うものの私の場合、自分のやりたいことをやっているはずなのですが、まったくまわりからサポートされないし、必要な豊かさも入って来ません。
何故なのでしょう？
一つの原因は、自分の好きなことをやっているつもりでも実際には自分の好きなことをやっていない場合。本当は好きではないのだが、それをやれば周りからサポートされるはずだし必要な豊かさが入ると期待している場合。あるいはそう信じている場合。
あるいは、そもそもバシャールの言うことが間違っている場合。
間違いではないにしても前後の文脈を考慮してその流れでのこの言葉と考えた場合、この言葉のニュアンスが若干違ってくると思います。
同じページに以下の様にあります。
自分自身が一番楽しいことをしているとき、それに必要なものはまわりから自然に寄ってきて、そしてあなたをサポートするように働きます。それをやっているときが、あなた自身が一番出ているときなんですね。まわりを引きつけます。
ああこれが原因なのか、とも思います。
はたして私はそれをやっていて楽しいか？
楽しくもないのに好きだと思ってやっている可能性はあります。
たぶんおそらく、それをやって楽しいからそれを好きなんだと思います。
楽しいと好きは同時に存在するはずです。
楽しいことは好きなはずです。
あるいは好きなことをやるから楽しいのか？
たぶんこうでしょうね。
それをやってみて楽しいので好きになる。
やってみないことには好きになりようがないからです。
それをやっている時が楽しいから、それを好きになり。
好きだからこそそれを継続的にやる。
好きで楽しくて、そんな行動をしている自分はきっと太陽のように輝いているはず。
そして輝きは人を引き寄せるはず。
生き生きと生きている人の生命の輝きは他の人や物を引き寄せるはずです。
うん、私にはそれがない。
輝きがない。
いやむしろ、そんな輝きに自分が値するとは思えない。
うん、たぶんこれが原因ですね。
同書の次のページにこうあります。
もしあなたが「私は人生を、苦しく苦しく、努力して努力して生きていくんだ」と信じていたら、宇宙はそれも与えてくれます。
「そうかそうか、じゃあがんばるこういう材料を与えてあげよう」と。
もしあなたが、「私は非常に楽に、自然になんでも手に入れていいんだ」「自分は喜びを感じていていいんだ」と思って生きているのなら、宇宙はそういうものを与えてくれます。
どうやら私は前者の様です。
日陰の人生が自分にはふさわしいと思っている。
そういう人生を信じている。
自分にはそんな価値はないんだと深いところで思っているのかもしれません。
だとしたら私は、後者を選ぶべきです。
「私は非常に楽に、自然になんでも手に入れていいんだ」はちょっと不思議な日本語です。直訳的です。この日本語にふさわしい自然な日本語は何だろう。
私はとても簡単に、そしてごく自然に自分の欲しいものを手に入れることができる人間にふさわしい。
これでもまだちょっと不自然ですが。
「自分は喜びを感じていていいんだ」とは、逆に言えば自分を喜びを感じるような人間ではないと思っている？自分は喜んではいけない人間であると思っている？
でもまあそれにして、なぜ自分が喜ぶのに他者の承認または許可が必要なのだろうとは思います。
自分が喜んではいけない他者にとっての理由があるってことですかね。
自分が喜ぶのは他人に対して申し訳ない、、、というような感じでしょうか。
確かに自分を観察していてありますね。
自分が喜ぶことに対しての罪悪感のようなもの。
いつも無口で無表情で何かに怒っている自分が本当の自分だと信じている傾向はあります。
喜ぶことに抵抗を感じてしまう自分はいますね。
自分がやりたいからやるというより、こうしたほうがウケるのではないかとか。
こうするべきではないか、というような基準で行動してしまうのかもしれません。
ごくごくシンプルに自分が好きだからやる。やっていて楽しいからやる。
そういう生き方が望ましいのかもしれません。
どうしても他人からどう観られるか、の方を優先してしまう気がします。
人としてどうあるべきか、の方を優先してしまう気がします。
シンプルに好きなことをやれば楽しいんだから自分の好きなことをやればいい。
そうすれば生き生きと輝いた自分でいることができる。
そうなれば自然と人や物は引き寄せられる。
