あなたの外で起こっている変化というものは、本当はあなたの意識の中で起こっている変化なのです。なぜならば、あなた自身があなたの現実を創っているからです。 by バシャール

あなたの外で起こっている変化というものは、本当はあなたの意識の中で起こっている変化なのです。なぜならば、あなた自身があなたの現実を創っているからです。

以上を、バシャール (著), ダリル・アンカ (著), 関野直行 (翻訳)『バシャール・ペーパーバック1―ワクワクが人生の道標となる』220ページより引用させていただきました。

私が知りたいのはずっとその現実の創り方でした。
この現実という夢の中で、自分の見たい夢を見る方法でした。

私たちが夜に見る夢は紛れもなく自分自身が創っています。
自分の中の潜在意識やら無意識やらが自分の夜見る夢を創っている。
あなた自身があなたの夢を創っているとバシャールに言われても特に違和感はありません。
夜見る夢は紛れもなく自分が創っている自覚があるからです。

でもやはり、あなた自身があなたの現実を創っているとバシャールに言われると違和感があります。
自分の望む現実を創るにあたってはいろいろと障害や条件や、その他もろもろの外部要因が邪魔になっています。さらに望む現実を実際に創っている人のようには、自分はできていない自覚もあります。
自分の望む現実にならない理由ならいくらでも述べることが出来ます。

あなた自身があなたの現実を創っているとバシャールに言われても、答えは「だから?」です。
バシャールの言うことが本当だったとしても、望む現実が創ることが出来ていないという現実は変わりません。自分自身でバシャールの言う現実の創り方がわからないので、「だから?」としか言いようがありません。

現実の創り方はわかりませんが、自分の意識を変化させる方法はいくらでも知っています。
自分の潜在意識や無意識を変化させる方法もいくらか知っています。
というか現実を自分で創るのは難しく感じても、自分の意識内を変化させるのは簡単に思います。
ポジティブに考えると、自分の現実を変えたければ自分の意識を変えれば良いと気づきます。
自分の意識を変えるのは簡単です。いつもやっていますから。

自分の意識、潜在意識、無意識、これらの内部を変化させると、現実も変化する。
バシャールの言うとおりこの現実が幻想であるなら、そうなるはずです。
ちょっと自分では信じられないですが、、、

私の今までの解釈では、意識の中の変化とは物の見方を変えることであり、自分の中のそれに対する意味づけを変えることであり、物の見方や意味づけが変われば当然現実の見方が変わり、結果として現実が変わったかのように見えると解釈していました。

ですが、意識の中で変化を起こせば現実にも変化が起こるのであれば、これは簡単に実験ができることです。しかも誰の助けも要りません。自分の中だけで完結します。だって自分の意識の中で変化を起こすことは、自分自身で簡単に出来るからです。誰の手助けも必要としません。

とは言っても、バシャールはいつも毎瞬毎瞬一番ワクワクすることを行動に移しなさいと言っています。何か行動をしないことには現実は変わらないとも言っています。これはつまり意識内に変化を起こしても、何も行動を起こさなければ現実は変化しない。意識内で変化を起こしてその結果行動に至った場合のみ現実にも変化をつけることが出来るということです。

行動の変化が伴う意識内の変化のみを意識の変化というのかもしれません。
行動が伴わない意識の中だけの変化では意識の中が変わったとはいえず、実際に行動をして初めて意識の中が変わったと言えるのかもしれません。

つまり現実の創り方とは、自分の意識内を変化させて具体的行動に結びつけること。
そうなるのかもしれません。

自分が行動を起こして何かをしなければ自分の現実は変わらない、というごく当たり前のことを言っているだけなのかもしれません。

バシャールにはこういう言葉もあるからです。

「理解というのはすべてのレベルで行われます。すべてのレベルでわかったということは、そういうやり方を生きるということです。それによって自分の人生、まわりのものが変わってきます。 by バシャール」

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