英語の”belief”には、ポジティブ、ネガティブの両方の意味が含まれる。
日本人は、それを信じることでうまくいく場合は「信念」、うまくいかない場合は「観念」と使い分けているとのこと。
一人ひとりが経験している現実は、この「観念」によってつくられている。
現実は、自分の中で一番強い観念、信じていることを映しだす鏡である。
この「現実とは鏡である」というのは「与えるものが受け取るもの」という宇宙の法則に則っている。
現実は自分の持っている観念、思考という意識の波動によってつくられている。
ということで、観念を変えることによって現実を変えることができることになる。
現実を見て、それをつくっている観念を探し出す。
「この現実、状況にあるということは、自分の中にどんな観念があるからだろう?」
感情も観念によって湧きあがってくるので、感情から観念を探ることもできる。
「このような感情を感じるのは、自分の中にどのような観念があるからなのか」
観念は見つけ出した時点で無力化される。
持っている観念に気づくだけで、現実はそれまでと変わっていく。
というのは、それまでの現実をつくっていた観念が無力になったのだから。
だから、観念の構造や、ネガティブな観念の性質を理解するのが大切。
特にネガティブな観念はずっとそれを持ち続けるようにトリックをかけることがあるので注意。
以上、バシャール(チャネル:ダリル・アンカ) (著), 関野直行 (翻訳)『BASHAR GOLD(バシャール ゴールド)』P.77を参考にさせていただきました。
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