夢の状態は、あなたがより高次の意識として実際に機能している状態です。自分が普段気づいていない部分に気づいている状態です。ですから、あなたの全存在という立場から見れば、夢を見ていて自分により気づいているこの状態の方が、実際にはより目覚めた状態であることを知っていてください。物理次元の制限の中にいる時の方が実はもっと「夢」に縛られている状態だと言えます。あなたが起きた時に思い出して夢と呼ぶものは、あなたが体験したことに対する肉体意識の解釈だと言えます。ほとんどの場合、肉体意識は、高次元の夢の現実の中で実際に起きている出来事を意味ある形で解釈できるよう一番よいシンボル(象徴)を選択します。
以上、ダリル アンカ (著), 関野 直行 (翻訳) 『ニュー・メタフィジックス―世界を創る意識の力学』P.37より引用させていただきました。
なるほど、バシャールが何時も言う、夢が現実で現実の方が実は夢、というのはこういう意味だったのですね。
夢を見ている時は、自分は、より高次の意識として機能しているのですから、夢って実はかなり重要なものだということになりますね。
夢の中にいる時のほうが、現実に暮らしている時より、より本当の自分に気がついているという意味において、目覚めているということなんでしょうね。
ただ、物理次元の制限の中にいる時の方が実はもっと「夢」に縛られている状態、というのがピンときません。
夢よりこの現実の方が柔軟性に欠けると言うのなら納得ですが……。
でも、ただ、私達がこの現実では、あまり何も考えずにただそれまでの経験から条件反射的に生きている面が無いとは言い切れないと思います。
そして、夢の中での出来事も、それはスピリチュアル的に言うなら貴重な体験ということなんでしょうね。
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