恐れを信じる人は、自分の人生も恐れに満ちたものになります。
愛と光だけを信じる人は、人生の中で愛と光しか体験しません。
私は哲学の話をしているのではありません。創造の基本的なメカニズムの話をしているのです。
以上、ダリル・アンカ (著), 関野 直行 (翻訳)『バシャールペーパーバック〈1〉ワクワクが人生の道標となる。 VOICE新書』P.20より引用させていただきました。
さて以下、このバシャールのメッセージについて僭越ながらわたしの考察を述べてみたいと思います。
まず、前提としてすべてのことは中立、ニュートラルであり、元々そこに決まった意味などはない、というのがあると思います。
これに関しては異論があると思いますが、善悪あるいは良い悪いという価値判断は、人間が自分の都合で勝手に決めているものに過ぎないのではないでしょうか。
善悪や良い悪いの価値判断は創造主のものではないと私は考えます。
もし創造主が善悪の価値判断を持っていたのなら、悪がこの世に存在することが理解できません。
創造主が悪を悪と知りながらその悪をこの世に生み出したのであれば、創造主はこの世のすべての悪の親玉ということになってしまいます。
すべての事象は中立であるという前提があると人間には都合の良いことが起こります。
それは自由です。選択の自由です。
中立である事象を闇としてとるか光としてとるか、その選択の自由が生まれます。
この選択の自由こそが、人間にとって最も大切な自由、そんな気がわたしはします。
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