私たちが「物理的な現実は比喩である。シンボルである」と言うとき、それは「この物理的な現実は鏡である」ということを言っています。
みなさんの意識を、文字どおり映しだしているのです。
いつも言うように、宇宙にはたったひとつの法則しかありません。
自分の与えるものが自分の受け取るもの。
これだけです。
ですから、この物理的な現実も自分の外にある世界ではない、ということをわかってください。
以上、バシャール(チャネル:ダリル・アンカ) (著), 関野直行 (翻訳)『BASHAR GOLD(バシャール ゴールド)』P.26より引用させていただきました。
この物理的な現実が鏡であるなら、そこに映るものは比喩であったり、シンボルであったりする必要性がない気がするが、逆にだからこそ、そこにポイントがあるのだろう。
唯一で永遠の存在である意識というものをこの物理的な現実に映しだす手段は、比喩とかシンボルとかそういうものしかないということなのだろう。
宇宙のたったひとつの法則が
自分の与えるものが自分の受け取るもの
だからこそ、現実は鏡になっている
この現実創造のメカニズムについては、BASHAR2006(バシャール2006)―バシャールが語る魂のブループリント P.58からP.64に詳しく記載されています。
本ウェブサイトにも簡単にまとめてあります。
バシャールの研究:「現実創造回路」 – 現実創造のプロセスを知る
実は、この物理的な現実が自分の外にはない!
同書P.26にはこうあります。
「本当は、外というものはありません。
一人ひとりが自分の現実を完全にいっぱいに満たしているのです。
自分の現実の中で体験するすべては完全に自分自身なのです。
この物理的な現実は、文字とおり、みなさん自身でつくられています。
自分の意識でできているのです。」
私たちの常識で考えられるこれに該当するものは「夢」です。
あの夜見る夢です。
地球人的に言えば、夢は100パーセント完全に各個人の脳が創造している世界です。
夢という世界に関しては私たちは創造主です。
だから論理的に考えて、どんな夢でも見ることが可能なはずです。
夢の中では、私たちは全知全能の神であるはずです。
なぜなら夢は地球人的にいえば、完全な自分のホームメイドだからです。
この地球人としての知識と、宇宙存在バシャールからの情報をもとに論理的合理的に望む現実を創造する方法を考えた時、この現実を自分の夢だと仮定して生きる方法が考えられます。
この現実が自分の創造している夢だとしたら、この現実のすべては自分が創造しており、すべてに何らかの意味があることになります。夢の中で、すべてのものは自分が創造したいから創造したのであって、創造したからにはそこには創造した理由があるはずです。
結論を言うと、地球人的な自分の見たい夢を見る方法を、応用すれば現実を自分の望むものに変えることが可能なのではないか?ということです。
この物理的な現実を仮に夢としてみて、この夢を自分の見たい夢に変えることによって、望む現実を得ることができるのではないでしょうか。
ただ地球人的な夢見の方法と決定的に違うのは、現実という夢の中にいながらにして夢を変えなくてはいけない点です。
夢のシンボル辞典などを使って、現実を見てみるのも案外面白いかもしれません。
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