何もしない時間は、あなたをじわじわと変容させていくでしょう。それはまるで、ワインが醸造されるように、あなたに深みを与え、美しく変えていくのです。
以上を、ヨグマタ 相川圭子 (著)『ヒマラヤ大聖者のマインドフルネス』81ページより引用させていただきました。
何もしないとは、執着を完全に取り除き心が空っぽの状態。
心を超えている状態。自分の内側が完全に浄化されている状態。
今ここにいる状態、なのでしょう。
さらに何もしない時間とは、瞑想をしている時の時間でもあるのでしょうね。
ここで言う何もしない時間と言うのは、体を動かして何もしない時間と言うのではなく、体も心も動かさない真の意味での何もしない時間のことです。
過去のことも未来のことも考えていない。
純粋に今ここに「ある」状態のこと。
体を動かさないだけの「何もしない」は簡単ですが、心をも含めても「何もしない」のは簡単ではないようです。
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