マインドが強い人は、見た目は華やかで幸せそうであっても、エゴが強まり、支配欲も増していきます。やがて精神のバランスがとれなくなり、疲れすぎ、リラックスできなくなるのです。
以上を、ヨグマタ 相川圭子 (著)『ヒマラヤ聖者のいまを生きる知恵 (PHP文庫)』266ページより引用させていただきました。
以下書いてあることをまとめてみます。
人は成長するにつれマインドも徐々に現れてくる。
(ここで言うマインドはほぼ「心」という言葉と同じだと思います)
マインドの世界では相手に勝つことを望む。
人は実は平和より戦うのが好きなのです。
政治も宗教も平和という言葉を好みますが、実際はそれぞれの所属する団体や組織のパワー合戦における合言葉のようです。
みんな戦うために、頑張って、体と心を使っている。
……ということでこれは人間(心)の本質をついていますね。
実は人間の心は平和より戦いが好きというのは、辺りを見渡してもわかります。
ゲームにしても映画にしてもドラマにしてもスポーツにしても、そこにあるのは戦いです。
平和を勝ち取るのにさえ戦いを必要とします。
そして戦いは常に勝者と敗者を生み、勝者となるのはごく少数であり、しかも勝者が常に勝者であり続ける保証はどこにも無いのです。
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