自然のなかで生きている動物とは異なり、人間は心が肥大してストレスを抱え、ゆとりをなくし、内側が混乱しているために、血圧が高くなったり、内臓が疲れたり、頭痛がしたりします。
以上を、ヨグマタ 相川圭子 (著)『ヒマラヤ聖者のいまを生きる知恵 (PHP文庫)』182ページより引用させていただきました。
だからこそ、内側の営みを信頼し、心がバランスの取れた状態に落ち着く、そういう練習をしていく生き方が必要だと著者は言います。
普通に考えて、人間は動物の一種です。
見てわかります。
人間は生物学的には動物です。
当たり前の話です。
しかし日々生きている間は、それを忘れています。
何か動物とは違った存在、そう思い込んでいます。
これも普通に考えて、人間の心というものは、人間の肉体の働きに影響を及ぼすのだと分かります。
怒りという感情は時に、人間の生物学的な心臓の鼓動を早めます。
心が肉体に影響を与えているのは明白です。
だとすれば逆に心が肉体を癒すことも可能だということです。
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