生かされているというのは、自分の我がなくなることです。すると、あなたは神と一体になるのです。自分の力でやるというのは、心がどんどん肥大する生き方であり、その心が苦しむことになります。 :『ヒマラヤ聖者のいまを生きる知恵』より

生かされているというのは、自分の我がなくなることです。すると、あなたは神と一体になるのです。自分の力でやるというのは、心がどんどん肥大する生き方であり、その心が苦しむことになります。

以上を、ヨグマタ 相川圭子 (著)『ヒマラヤ聖者のいまを生きる知恵 (PHP文庫)』213ページより引用させていただきました。

スピリチュアリズムによって成功を望むと時に矛盾に陥る。

スピリチュアリズムでは、時に成功のためには宇宙と一体となれ、神と一体となれ、無欲無心となれと説く。

しかし、成功を望んでいる時点で、我欲にまみれている。
矛盾が生じてしまうのだ。

我欲は満足することを知らない。
我欲を満たすことを考えると永遠に我欲は満たされない。

我欲を基にする限り、心は苦しむことになる。

成功は目指すものではなく、神に生かされる生き方をした結果、世間的には成功と言える状態になる人もいる、というだけの話だろう。

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