みなさんの現実はシンボル以外の何ものでもありません。
そこには意識しか存在しません。自分の意識は体の中にあるのだと思わないでください。
みなさんの体が意識の中にあるだけ。
みなさんの体は、みなさんの意識が物理的な形をとった現れなのです。この現実世界とは、
みなさんの意識がひとつの象徴的な形をとった現れです。
みなさんはすべての方向に永遠なる存在です。
「内なる世界」とか「外なる世界」とか言いますが、それもシンボルのひとつです。すべてはひとつです。
ひとつなのです。
すべてです。
永遠であり、無限であり、そして、ひとつである。
永遠に可能性のすべてを映しだしているだけなのです。すべての次元も、すべての宇宙も、すべての現実も、
ただひとつの意識を現しているだけなのです。
シンボルにすぎません。
以上、バシャール(チャネル:ダリル・アンカ) (著), 関野直行 (翻訳)『BASHAR GOLD(バシャール ゴールド)』P.58-59より引用させていただきました。
さて、もしこの引用したことが真実であったとしても、私たちには哲学としか受け取れないでしょう。
なぜなら、この知識はお金を稼ぐことや、いわゆる成功を収めるためには役に立たないからです。あまり実用的な知識とはいえないからです。
面白いものです。
真理が役に立たないという事実……。
でも、それが当り前ですよね。
なぜならこの現実は夢だから。
現実は夢であるというのが真実ですが、その真実は夢の中ではなんの役にも立たない。
夢の中でもっとも役に立つ知識は、お金をいっぱい稼いで成功する夢をどうやってみるか、その方法についてです。
これはたとえてみると、オンラインゲームに夢中になっている人間が、自分はオンラインゲームをしていると言う事実より、そのオンラインゲームで如何に自分が勝利、あるいは成功していくかの方が、重要だと考えているのと似ています。
オンラインゲームでの勝ち方は、オンラインゲームが終わってしまえば、あまり実生活では意味を持ちません。
オンラインゲームの中の自分はバーチャルであり、ゲームを操作している自分がリアルな存在、それが真実です。
さて……本当は意識しか存在しないんですね。
でも、これは地球的にいえば、哲学です。
ほんとは意識しか存在しなくて、この現実ってやつは、幻想、夢なんだよ、それが真実だよ、みんな目を覚まして!
と、叫ぶとおそらく、あなたこそ、目を覚ましたほうがいいよ、と言われるでしょう。(^-^;
だから、ややしばらくここは哲学としておいたほうが良さそうです。
すべてはひとつ。
すべてはシンボルである。
存在するのは意識だけ。
真理はとってもシンプルです。
そして簡単です。
しかも
永遠に可能性のすべてを映しだしているだけなのです。
とは、なんて詩的で美しい表現なのでしょう。
そして、この現実世界だけではなく、すべての次元、すべての宇宙、すべての現実も、ただひとつの意識を現しているだけ、シンボルにすぎないとは!
これは今日はじめて知った真実です。
コメント