科学的に確実な方法で豊かになろうとするなら、競争心を完全に放棄する必要があります。与えられるものに限りがあるとは、けっして考えないことです。
以上を、ウォレス D・ワトルズ (著), 本田健 解説 (著), 宇治田郁江 (翻訳)『富を手にする「ただひとつ」の法則 (Forest2545新書)』52ページより引用させていただきました。(単行本を参考にしているので新書版とはページが違います)
この本が100年以上も前に書かれただなんてほんと信じられません。
今の価値観は多数決は正しい、
欲しい人が多くて数が少ないものには価値があるです。
この考え方の基本には競争があります。
多数決という競争で勝った方が正しい。
競争して一番になったものには希少価値がある。
富の基礎にあるのは比べて競うことです。
他と比べて競う結果得られる富なので、いくら持ってもさらに多くが欲しくなります。
欲望には限りがなく、そして、上には上がある状態が延々と続きます。
それでもひとはそういう他と比べて競う富を求めています。
今の時代でさえ競争心全盛なのに100年以上も前に競争心を放棄しても豊かになれる方法が提唱されていたとは驚きです。
いや100年以上も前だったからこそ、そういう考え方が可能だったのかも知れません。
100年以上も前には人々の生活も社会もいまよりずっと自然と密接だったと思います。
でもその一方で与えられるものには限りがあるとみんなが思ってきたからこそ人類の歴史はずっと戦争の歴史であったとも言えます。
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