いつも、おなじだよ、自己防衛の反応というのは……。”中傷”、”不正(ふせい)”、”侮辱(ぶじょく)”、”非難”。
以上を、エンリケ・バリオス (著), さくら ももこ (イラスト), 石原 彰二 (翻訳)『もどってきたアミ―小さな宇宙人 (徳間文庫)』87ページより引用させていただきました。
引用したようなネガティブな行為は自分を守るための反応である。
でもその守っている自分というのは本当の自分ではなく自分のエゴなんでしょうね。
自分のエゴを軽く見られたとか貶められたと感じると自己防衛から、それらの反応をとってしまう。
なぜそう感じるかというと他人の中に見た自分を認めたくないから。
自分も本当はその他人と同じことをしているのに、それを認めたくないから、あるいは気づいていないから、自己防衛の反応が起こる。
自分もその他人と同じだと気づいた時、自己防衛する必要もなくなる。
中傷されたり、不正されたり、侮辱されたり、非難されたりした時、実は自分がまったく同じことをしているから他人に対してそういう反応をしてしまうのだと知ると、あまりネガティブな感情を抱かないで済むかもしれません。
自分の行為に対して他人が中傷したり不正したり侮辱したり非難したとき実はその他人自身が全く同じ行為をしているからそういう反応を自分に対してするのだと分かったとき、いくらか気分は楽になるかも知れません。
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