≪混沌≫から形あるものを生み出せる力は≪思考力≫をおいてほかにありません。万物の源は思考力であり、≪思考する物質≫の思い描いた形が現実の形として生み出されるのです。 : 『富を手にする「ただひとつ」の法則』を読む

≪混沌≫から形あるものを生み出せる力は≪思考力≫をおいてほかにありません。万物の源は思考力であり、≪思考する物質≫の思い描いた形が現実の形として生み出されるのです。

以上を、ウォレス D・ワトルズ (著), 本田健 解説 (著), 宇治田郁江 (翻訳)『富を手にする「ただひとつ」の法則 (Forest2545新書)』32ページより引用させていただきました。(単行本を参考にしているので新書版とはページが違います)

ここで言う混沌は、旧約聖書の創世記に由来します。

さらにこの本の初版は1910年なので、思考に関する意味づけが現代とは違うように思います。あるいはこれは翻訳の問題なのかも知れませんが。

ここで言う思考とは意識のことだと思われます。
思考を意識と置き換えた方がより本質に近いと思います。

以下書いてあることをまとめますと

≪始原物質≫は自らの思考力によって動く。
自然界に見られるあらゆる形象と変化の過程は、≪始原物質≫の考えたことが目に見えるかたちで表現されたもの。

世界は思考力によって生み出され、そして思考力によって生み出された宇宙の一部でもある。

創造活動は≪混沌≫が自ら定めた法則に従う。
定められた法則に従って創造力は活動を始める。

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