ただ武器を放棄しただけでじゅうぶんなんだ。そしてみんな、仲よく家族のように平和に暮らす。それでじゅうぶんなんだよ。それを実現するのになにも人間にかんぺきさなんかを、要求しなくっていいんだ。
以上を、エンリケ・バリオス (著), さくら ももこ (イラスト), 石原 彰二 (翻訳)『アミ小さな宇宙人 (徳間文庫)』199ページより引用させていただきました。
アミの本のこの部分には大きな気づきがありました。
人はやはり潜在意識的に常に完璧な人間でありたいと考えているのかも知れません。
だからこそ自分を完璧でないと思うと罪悪感という愛と反対の感情を抱いてしまう。
武器を捨てて仲よく家族のように平和に暮らす。
ほんとそれだけで充分なのかも知れません。
充分であれば満足して感謝の念も自然と湧いて来ます。
競って一位になることを目指すのは、それはそれでいいと思います。
競争して一位を目指すゲームをみんなでしているだけです。
ゲームは楽しめばいい。
ゲームに負けたからって人生も終わりってわけじゃない。
ゲームはゲームだし人生は人生です。
勝者は敗者を必要とするのです。
それだけのことです。
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